2018.03.05
総合教育・生涯教育機関の株式会社ECC(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山口勝美)は、フィリピンで最大規模の私立大学パーペチュアルヘルプ大学(以下、UPH)と、フィリピンで提供される「日本語教育プログラム」において、業務提携をすることとなりました。
近年、アジア諸国における日本語学習に対する関心の高まりは目覚しく、日本語能力試験(JLPT)の受験応募者数は年々増加しています。フィリピンでも日本での進学や就労、日系企業での昇進を期待して日本語を学ぶ学習者が増え、2017年には14,062人(前年比21%増)がJLPT 受験に応募しました。
ECCが提供する日本語教育コンテンツ「UPHSD‐ECC日本語プログラム」は、e-ラーニング教材、モバイル教材とECCの日本語教育メソッドを用いたクラスレッスンを融合させたブレンド型日本語教育プログラムです。e- ラーニングプログラムの効果を高めるため、フィリピン人講師が週1回の補完レッスンを行って、理解度を把握、定着を図ります。従来の日本人講師による教室型プログラムよりも安価で、一般のフィリピン人学習者にも受講しやすいものとなっています。UPHでは、本プログラムをエクステンション講座として展開することで、日本での進学や就労、日系企業での昇進を目指す日本語学習者に、短期間で効果的な日本語教育を提供することができます。
日本企業の海外進出によって生まれる日本語教育の需要とともに、日本の労働人口の減少に対して国内企業が外国人労働者を受け入れる必要性も増大することから、フィリピンを含むアジア諸国での「日本語」の需要はますます高まると予想されます。
UPHにとって、教育事業を展開する日本の事業会社との業務提携は今回が初めての試みとなります。
概要 | ・ECCが提供する日本語教育コンテンツ、日本語教育メソッドを用いたブレンド型学習プログラムを、UPHがエクステンション講座として開講、運営する。 ・日本の日本語学校や大学、専門学校への進学、現地日系企業への就職の実現に向けた日本語習得に本プログラムを活用する。 |
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